Works

大阪市北区 ETHICAL MANAGEMENT&DESIGN事務所
ネイビーブルー基調の落ち着いた色調に、ターコイズブルーのソファとモンキーポット一枚板のテーブルが際立つ。
海の中に没入しているような空間をイメージしました。
30㎡ほどの広さなので、照明は器具のボリュームは小さく、陰翳によって立体感を強調するように演出しています。
ソファとオットマンは日本のメーカー、フランネルソファさんの「シエスタ」という製品。ペットが爪を立てても傷がつかない生地でセミオーダーしています。
本棚はタモの集成材とLアングル金物を使った、大工さんの手作りです。側面に孔をあけてキャットタワー兼用にしました。(太ってしまい今では通れなくなりましたが…)
スツールはイタリアの家具メーカーKartellの有名な「Stone」
この事務所の中で一番凝った家具がこちらのカウンターです⇩
事務所なので壁付キッチン丸出しでは生活感が出てしまうので、通常の対面カウンターよりも高い寸法で製作しました。
壁紙の色に合わせた塗装と、収納するものにぴったり合わせたサイズで一切の無駄なく作っています。
奥行を真ん中で切り替えたのは、収納の奥行きを取るスペースと座れるスペースを両方確保するためです。
造作家具はお高いですが、ここまで自由設計できるのが魅力です。もちろん機能性にもこだわり、人工大理石の天板の側面にコンセントを設置しました。
そして自分の事務所なのをいいことに窓廻りも実験的な試みをしています。
事務所で遮光の必要がないので、レースを前後ろ重ねて淡い光のレイヤーを楽しめるようにしています。
こちらはフジエテキスタイルのグラデーションの偏向生地を前幕、後幕も同じくフジエテキスタイルの繊細な生地でとてもミラーレースには見えない、グレーの機能性生地をもってきました。
バルコニーにはフローリングと同系色のタイルを敷いて狭い空間を広く見せています。
そしてこれもまた実験。
TVは本当に必要なのか?ただでさえ毎日携帯にPCとモニターに向き合っているのだから、
TVは置かずに、たまに仕事終わりに80インチのスクリーンを下ろし、プロジェクターで映画やLIVEを映した方がQOLが上がるのでは・・・?という仮定を検証してみました。
結果、埃が目立つ掃除対象もスッキリなくなり、快適そのものでした。
【工事内容】
・置床設置
・照明器具交換
・造作家具(カウンター/本棚/テーブル)
・クロス貼替
・ルームエアコン交換(スリムダクト・給気口塗装)
・ダブルシェード取付
・スクリーン設置
・既製家具(ソファ/チェア/スツール)
予算約200万円